4/22 沖縄結婚式 観光もしてこよう~#8 「3日目最終日の観光首里城」

4/22 沖縄結婚式 観光もしてこよう~#8 「3日目最終日の観光首里城」

2017年4月22日(土)

 

日航ホテルアリビラをチェックアウトし、ホテル発10:55のリムジンバスで那覇空港へ。

帰りの飛行機が那覇空港を夕方に飛び立つので、それまでは散策や観光が出来ますね。ということで、空港から比較的近い首里城に向かいます。
というところまでざっくりとは前々から予定はしていたのだけど、昨晩深夜から雨。。。

まぁ、なんとかなるでしょ。

一旦、那覇空港に着いてから、大きな荷物だけ先に帰りの便の手荷物受け入れで預けておいて、身軽になったところでタクシー乗り場へ。
この日も空港は修学旅行生がたくさんいました。

  • 1日目:結婚式+披露宴
  • 2日目:観光
  • 3日目:観光して帰国

 

首里城

「那覇空港から首里城まではタクシーで40分くらい」
「那覇空港からゆいレールのモノレールを使うと終点の首里駅まで行って、そこから首里城まで徒歩15分で合計40分くらい」

という情報だけは予習済み。でも、雨なので、楽な方を選択してタクシーで首里城に向かうことにしました。

そして、お昼を取っている時間がなさそうだったなぁということで、前もって朝ごはんを多めに取っておいたのも計画内。ふふふ。計画ってすばらしい・・・。←A型

 

首里城

タクシーで首里城公園に着いたのが午後13:40くらい。
首里城では、14:00から無料の見学ツアーっていうのがあるので、それに参加したくて、ツアーの集合場所である「南門・番所」まで向かいます。

途中、最初の守礼門から歓会門などいくつかの門を抜けますが、階段が斜めになっているところもあり、雨もぱらついているのですべらないように注意が必要です。

 

無料見学ツアー

この無料見学ツアーでは、参加者(15名まで)ひとりひとりに受信イヤホンを渡されてそれを装着すると、ヘッドセットのマイクを使って解説員の方が細かく解説しながらガイドをしてくれるというもの。

受信イヤホンをしていない参加者ではない一般のお客さんには耳から聞こえてくる解説が聞こえないボリュームで解説員の方が解説してくれるので参加者以外の人には聞こえません。

 

首里城

沖縄観光人気スポットの1・2を争う「首里城」。
「首里城の観光」って、外から眺める物だとばっかり思ってはいませんか?
母様はそうお思いだったようです。
はい、私もそうお思いでした(笑)
違うんです!メインは城内の建物の中を順路どおりに進んでいくのです。なので、雨だろうと心配要りません。

そういえば、日本のお城だって中を見学して周りますよね。

首里城内は、南殿から靴を脱いであがります。

 

実は首里城ってそうだったのか

実は首里城ってそうだったのかー!
ということを、見学ツアーに参加して初めて知りました。

まず、太平洋戦争でほぼすべて焼けてしまったので今ある姿は最近になって史料や城跡から研究して再建した結果、ここまで出来上がったのもつい最近とのこと。もちろん今もいろいろな場所が再建中なのだそうです。

「沖縄」が「琉球王国」だった最初の歴史や、その当時に中国の紫禁城をモデルとして建てられたのがこの首里城であったことなど、大変興味深い内容でした。

これさぁ、もし見学ガイドに参加してなかったら来た意味がないくらい歴史や文化を学ばずに素通りしてたかもね。。
下手したら、「城内ではなく外側だけふらーって見て、はいおしまーい」になってたかも。。

ということで、やっと写真の説明。
ここは琉球の国王が執務をとるお部屋です。国王の部屋には、柱に「釘隠し」となる金がしつらえてあります。隣の部屋は国王に仕えるものの控え場となっていて、そのものたちの部屋の釘隠しは金ではなく黒色をしています。

 

総ヒノキ作り

城内では、途中ところどころの部屋が総ヒノキ作りになっていて、今回のような雨の日なんかは水分を吸ってヒノキの香りがふわーっと充満するのです。
意外と雨の日の見学のほうがラッキーだったのかも。

しかも雨の日に限り、足元が滑りやすくなるので見学ツアー意外には公表していない「秘密のルート」というのを通してくれます。

 

謁見を受けるための

正殿に設けられた、外側の御庭に向けられた椅子は、御庭に整列した諸官から国王が謁見を受けるためのもの。

 

御差床(うさすか)

その奥にあるのが、「御差床(うさすか)」といって、国王の王座として様々な儀式や祝宴が行われた場所なんだそうです。

 

御差床(うさすか)の説明

 

御差床(うさすか)

国王の椅子は、1477年~1526年まで在位した尚真王の御後絵(おごえ)(肖像画のこと)をもとに再現したのだって。

 

正殿内

さすがに正殿内は見るべきポイントがたくさんあります。

 

秘密のルートへの抜け道

ここがその秘密のルートへの抜け道。
今日は雨が降っているためという特別な趣向でそういう日は特別ルートを選んで進むそうです。

 

首里城

 

首里城

「首里城」は「首里城跡」であって今目に見えている城壁以外のものは再建された物。こんな風に発掘されていろいろな研究がされて再現されてるんだって。
こんな風にその城壁跡の上にガラス張りで見学できたりも。

 

首里城は見学できるのが2階建て

日本のお城は本丸が4階建て5階建てになってたりしますが、首里城は見学できるのが2階建て。それでも面積が広いのでたくさんのお部屋を周れます。

 

一度外に出て、北殿に

一度外に出て、北殿に。
北殿は土足でも大丈夫です。

この中は、評定所とよばれる重要案件を詮議した政務の中枢機関なんだそうです。
現代の今では、展示コーナーや映像コーナー、売店や休憩コーナーがあります。

 

首里城前景の模型

首里城前景の模型も。

御庭の赤と白のしましまは、諸官が整列するための目安になるようになっているんだって。
学校の朝礼みたいに適当に並ぶわけじゃないんだね。そりゃそうだよね。

 

模型の展示コーナー

 

模型の展示コーナー

模型の展示コーナーの解説のところまでで、この見学ツアーは終了です。
奥には売店・お土産やさんもあるので一通りめぐっておしまい。

 

化粧室の蛇口は シーサー

この北殿にある化粧室の蛇口は
シーサーになってたりするんですよ。

 

首里城見学ツアーを終えて

首里城見学ツアーを終えて、そろそろ空港に戻らないとな時間。
ただいま15:00。

門を抜けたすぐに、タクシーが運よく停まってたので空港までのせてってもらうことにしました。

那覇空港まで向かうタクシー内で、那覇空港のすぐ近くに大きな客船が入港している光景を見ました。
運転手さん情報では、
「お客さんで3000人くらい、クルーは4000人くらいいますよ。昨日は台湾の人がたくさん下船してきて大変でした・・。」
と。

そうそう、どこに行っても日本人の観光客より、韓国・中国・台湾人のほうが圧倒的に多かった!

 

ANA便

那覇空港に来ました。あれが帰りに乗るANA便。16:45発。

でも遅れてるようで、搭乗案内も30分くらい遅くなりました。

 

那覇空港

さようならー沖縄ー。
また会う日までー。

 

海上自衛隊飛行機

あ、海上自衛隊飛行機だ。

 

ずうっと雨模様

那覇は今日一日ずうっと雨模様。降ったりやんだり。

 

雨雲を抜けるといい天気

でも、雨雲を抜けるといい天気になるんだよね。

定刻よりも30分くらい遅れての出発なのに、羽田に着いたのは定刻の5分前。
1時間55分で着いちゃいました。

い・・意外と近いじゃんね、沖縄。