2/8 たった1日で網走を知るバスツアー「流氷砕氷船」編
2020年2月8日(土)
網走をたった1日で知れるのか!?
網走と言えば監獄。高倉健。幸せの黄色いハンカチ。出所後はビール。かつ丼とラーメン。
水戸と言えば納豆だし、宇都宮と言えば餃子。
両者を比較したら「比べんな」できっと怒りだすのがU字工事さん。
「へー、料理自分で作れるんですかー!何が得意なんですか?」
で、「和食」と答えたら
「和食ってむずかしいですよねー」
と、世の中でこうきたらこう‥という切り替えしは、ほぼ決まっている。
でも、そういう以上に「網走」については幸いとして第一声がもう少しある。
網走湖のわかさぎ釣り、オホーツク海‥
オホーツク海が入ると一気にタグも多くなりそう‥。
「クリオネ」「流氷」「海の幸」‥
そんな網走は1日で観光しきれるところではないのは旅の予定をしていた頃から重々承知の上で、どうしても1日で観光したいがために、バスツアーを予約しました。
旅の行程
- 2日目:網走1日バスツアー観光(8:30-16:05)
(JR釧網線)網走駅(16:17)→知床斜里駅(17:30)
(バス)知床斜里駅(18:00)→ウトロ温泉バスターミナル(18:50)
ウトロ温泉泊
絶対、個人では周れない行程をバスツアーなら行ける
基本、バックパッカーで来ているので航空券も宿もばらして自分で予約するのですが、現地ツアーは適度に組み込むと、個人では計画できそうにもない工程を可能とさせてくれる場合が少なからずあります。
【網走発着/半日】流氷観光バスツアー(おーろら)|船と列車で流氷満喫&網走監獄★冬の網走まるわかりバス《昼食付》
♪選べるランチ付《おーろら乗船(流氷クルーズ)→網走監獄→流氷館→オホーツクバザール(昼食)→流氷物語号(鉄道)→能取岬》
「半日」と書かれているものの、行程は朝から夕方までです。
バスに乗って、船に乗って、列車にも乗って5か所に立ち寄って、昼食までいただいて、網走中を駆け巡るツアー。
見た瞬間、「あ、これは自分では計画できないや‥」
ってなったのでツアー予約です。
個人で旅行する場合に、行く前に予定していたことと「ずれ」が発生してしまうのは、
「場所の把握」と「交通機関の時間」
です。
しかも、今回の旅は随所に「天候」にも左右される要素があるのでそのうちの一つが崩れたら修復が難しいので「プランB」「プランC」を考えなければなりません。
なので、そんな綿密なプランを肩代わりしてくれて案内していただける現地ツアーにお願いしたのでした。
バスツアー出発は網走駅から
バスツアーの開始時刻は8:30。参加者はその10分前に、網走駅前バス乗り場1番に集合。バスツアーが終了したらそのままスーツケースをひきずりながら、網走から知床ウトロに向かう予定のため、一度網走の宿をチェックアウトして、網走駅にスーツケースだけコインロッカーに預けました。
大きめのスーツケースも入りますよ。
席は自由に座ります。
あそこの、バス停の下に中国系の方が20人くらい青いマスクをして並んでるのですが、全員このバスに乗るのかな‥。
と、思ったら別のツアーかバス待ちだったようです。
このあと、網走バスターミナルに集合したお客さんもピックアップして、ツアーが開始となり、まずは流氷砕氷船の発着場所である道の駅に向かいます。
この日行動を共にする他のお客さんは全部で15人くらいでほとんどが日本人でした。
オーロラ号、停泊していますねー。
道の駅の中は結構混んでました。ほとんどが中国系の団体で、香港や台湾からの方もいらっしゃってるのかもしれません。比率から言って日本人の方が圧倒的に少ないところをみると、日本の観光地が海外からのお客さんに支えられてきているんだなーというのを実感します。
流氷観光砕氷船オーロラ号に乗船!
雪がちらちらと降っていますが、あれですよ!あれに乗りますよ!
船内に入ると1階・2階・3階とあって、窓側に向かった席に座って景色を眺められますが、もうすでにいっぱいで座れないので歩きながら見ましょう。
でも流氷を近くで見たいから、だいたい外のデッキに出ずっぱりになってしまうと思います‥。
出航です。
わー。
港沿いのごはんやさんやおみやげ屋さんから「いってらっしゃーい」の熱い声援が。こういうのうれしいですねー。大きな雪‥くま?もかわいい。
海の状況や天候が悪いと欠航になってしまうのですが、この日は幸い出航できました。
沖合にある流氷帯に進みますよ。
船が流氷帯に近づくと、段々と視界の中にまだら状の流氷が見えてきました。
この冬できたての流氷。暖冬の影響で日本への接岸がかなり遅くはなったようですが、こんな風に毎年やってくるんだなーというのが見ることができます。
船が進むにつれて、流氷が大きくなっていきました。これらの流氷が、これからの凍れるオホーツク海を漂いながら大きくなっていくのでしょう。
念願だった流氷が観られてよかった!
まだまだ小さいけれど、この流氷帯がやがて網走や知床の沿岸に接岸するのもあと数日のようです。
NHKの気象情報では、次の日に接岸したとのニュースが報じられていました。
接岸した後は、海一面を覆うほどの真っ白な大地になるのかと思うと、刻一刻と変わる自然の現象を生で観られたことに、来てよかったなーと思いました。
そういえば、船内放送でも案内されていた、オーロラ号の船内でしか販売していない「網走牛肉まん」を買ってみました。
数量限定
とのことだったのですが、あいにくというか幸いというか、
船内は中華系の人が大半
なので、きっと船内放送の日本語はわからないのでしょう。
肉まんといえば豚肉なのに、こんな珍しい網走牛肉まんを簡単に買うことができました。
それか、中華系の人はもう食べ飽きているから?
初めて牛肉の肉まんを食べてみました。
あ。全然違和感ないのですね‥。
網走牛おいしいですよ!
網走流氷観光砕氷船
HP: https://www.ms-aurora.com/abashiri/information/
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