2/8　網走から知床ウトロへ移動。本日のお宿へ。

2020年2月8日（土）

今回の旅第二の滞在地「知床ウトロ」へ

「北海道のオホーツク海で流氷を観てみたい」と思ってから、オホーツク海のあたりでどこを拠点としようかと考えた時に、「網走」と「知床ウトロ」という2つの地域を候補に挙げていました。
流氷については温暖化により、どうしても自然現象のため行っても見られるかどうかわからない、というのもあったのでその場合は動物や生き物を観察するアクティビティも充実していそうだなぁ‥というプランB、プランCなどもあらかじめ考えておきました。

どちらも初めて訪れる地だったので、観光名所や景勝地巡りもたくさんあるので旅に行く前からの計画づくりにはかなりめいいっぱいなプランになりそうでした。

網走から知床ウトロのウトロ温泉までは、釧網線とバスを乗り継ぎます。

旅の行程

網走駅でバスツアーが終了して解散したのが15:40ごろ。
列車の発車が16:17だから、少し駅で余裕ができました。

あれですね。2番線、１６：１７発。
改札が開くまでまだ時間があるので、待合のあたりでうろうろしてようかな‥。

網走から知床斜里駅までは970円。
切符を買おう。

ええええ‥
オレンジカードがまだ使えるのか‥。

なんとなく、駅での待ち時間には自販機の缶コーヒー。
北海道限定のジョージア。
北海道の旅のあいだ、もうこれ結構頻繁に買ってました（笑）

網走名物は「かにめし弁当」だそうです。「ほたて弁当」もいいなー。
でも、移動して宿についたらすぐにお夕飯なのでがまんです‥。

ホームも線路も雪で覆われて、線路の2本の筋だけが見える独特な冬景色は、やはりこういうところに来ないと見られませんね‥。

来た！あれに乗るのかな？2両編成です。
列車は釧路行ですが、途中の知床斜里駅で切り離しをして、1両だけがその先の釧路にまで向かうそうです。なので、釧路まで行く人は前の車両にお乗りくださいね、と言われたのですがわたしは知床斜里駅で降りるのでどっち乗ってもいい。

さっきも乗ったけど、あの感動をもう一度。

１６：１７　網走駅出発

また2日後に網走に戻ってきますが、知床ウトロに向けて出発。
また車窓から流氷が観れるぞ‥

と、思ったのですが、段々と夕方も更けてきて暗くなりつつあります。
列車の車窓を本当に飽きもせずにただずうっと見ていたのですが、ゆっくりと流れ去る景色の中でキタキツネが雪の上を跳ねている光景を見ました！
おぉ！初肉眼キタキツネ！

１７：３０　知床斜里駅到着

知床斜里駅の駅舎ってなんて素敵なんだろう！まるで美術館みたいだ‥。
光とのコントラストが雪景色にもなんともいえずに調和しているようです。

ここから知床ウトロまでは駅を出てすぐ右側にあるバスターミナルからのバスで向かいますが、バスの発車時刻が１８：００なので、少し近辺を探検しようかな‥。
ちょっと歩いた先の大通り沿いの交差点にセイコーマートがあるらしので行ってみよう。

セイコーマートのから揚げを買おうかどうしようか迷って、駅まで歩きながら食べようかとも思ったのですが、宿についたらすぐにお夕飯だからがまんしよう‥

いや、でもから揚げくらいだったら‥

また雪が降って来たよ。

と、バスターミナルに戻ってきたら、
ウトロバスターミナル行のバスがもう来ていました。

え‥早くない！？

まだ１７：４０くらいなのに‥

で、行き先がきちんと「ウトロバスターミナル行き」だったのを確認したので急いで乗り込みました。

危なかったなー。
から揚げで迷ってのんびり食べてたらバスに乗れなかったかも‥

で、後で調べたら定刻通りの１８：００発のバスよりも先に来ていたこのバスは、女満別空港からウトロ温泉まで通しで行けるエアポートライナー線だったようで、この季節だけの臨時便だったらしいです。

そのため、１８：５０にウトロバスターミナルに到着する予定が、１８：３０に早めに到着してしまいました。
ウトロバスターミナルからは、この日に泊まる宿の宿主さんに車で送迎していただき、宿に到着。

この日から２連泊でお世話になる宿は、海沿いの民宿。

「お部屋は海側ですよー」

と、案内してもらったのが階段を上がって2階の6畳和室のお部屋。

わー。一人旅の民宿で6畳個室ってすごいなー！
今日からここが拠点だ♪
うれしいなー、海側の部屋なのかー。
窓から海は見えるのかなー？

わー。

暗くて全然わからん‥‥

早速、荷解きを終えてからおゆうはんをいただきに食堂へ。

どーん！

すごーーーーーーーい！
いろいろなおかずがたくさん味わえる、めちゃめちゃ大好きなタイプだ！

お料理はすべて地元産の手作り。
すごいなー。
右側の大皿に乗った煮魚は「かすべ」で、骨までやわらかくコラーゲンたっぷりだそうです。これがものすごくおいしかったです！
というか、どれもこれもおいしすぎるので、このおかずの量はごはん1升ないといけない‥。

そして‥

知床の毛ガニ半身つき！
宿主さんの知り合いの地元漁師さんからいつも仕入れてその日の朝に茹でられて宿に届けられるんですって。

「冷凍のものじゃないから身がぱさぱさしてなくておいしいよ」

と、宿主さんも自慢です。

どうしよう。

どうやったら今の仕事を続けながらこの民宿に住めるかを一瞬考えてしまった‥。

一人、食堂で幸せに毛ガニの身をほじって今日あったことを思い出していたら、なんだか急に家に置いてきたにゃんずのことを思い出しました。
にゃんずたち、ちゃんとご飯食べたかな‥。けんかしてないかな‥。

：
：

にゃあ‥

あまりにも急にお留守番を頼んだにゃんずのことを思い返していたら、ねこの声までが幻に聞こえるようになってきたか‥

いや、違う！目の前にいらっしゃる！！

民宿の看板猫「ここあ」くんだそうです。

知らないで予約していたけど、ここの宿にはにゃんずいたのかー！（←泣くほど悶絶

旅先でにゃんに会えるだなんてね。
あーーーかにおいしい。

そういえば、今日のお昼の食堂でもいただいたのですが、ホタテ貝の稚貝のおみそ汁がとてもおいしかったです。ちょっと白みそベースなのかな？
このお味噌の味も気に入ってしまって、今度うちで食べる時もやってみたいなーと思ったのでした。