2/9 知床ウトロ 偶然開催していた知床流氷フェスに行ってみる
2020年2月9日(日)
知床:平均気温-11.6
北西の風
最大瞬間風速:14.3m/s
スノーシュー+流氷ウォーク+動物観察から宿へ帰って来て
現地ツアーから宿に帰って来て、時刻は17時。
宿の一番風呂をいただきました。
外の零下の気温の中で色々な体験をしたので、お風呂のお湯がめちゃくちゃ熱く感じられます。
ウトロに滞在を始める時に、宿の宿主さんから、
今ちょうどウトロ地区内で「知床流氷フェス」を開催しているから行ってみたらいいよ
と誘ってくれたので、
本日は宿でのおゆうはんを午後6時にいただいた後に、午後7時20分に宿まで迎えに来てくれるバスで会場へ行ってみることにしました。
今日もおかずたくさん!
昨日はかすべの煮魚だったので、今日はソイの焼き魚。連泊者向けにおかずの品を変えてくれるのはうれしい。
バスのお迎えが7時20分だから急いで食べなきゃ‥
って、急いで食べるのももったいないのでできる限りのんびりと北の味をを堪能しました。
知床流氷フェス
「フェス」って何だろう‥?
の人なので、よくわからないまま行ってみることにしましたが、
極寒の氷雪夜祭り
みたいな感じでした。寒さ好きにはたまらない‥
知床野営場が会場。
夏のシーズンならキャンプなどができる場所なのかな?
会場に入って左手すぐの建物が受付で、ここで入場料を納めます。
受付の隣にはさっそく「飲食ブース」。
フェス会場内にある焚火で、自分で焼きながら食べられる用の串に刺したマシュマロやチーズもここで買えますよ。
「鮭とば」を焚火であぶりながらだと「熱燗」が欲しくなりそうなところではありますが、そうなると漁港テイストになりそうなのでここはおしゃれにホットワインです‥。
会場の中央に大きく連なるのが「アイスドーム」。
氷でできたドームがいくつもつながっていて、さながら巨大な氷の洞窟アドベンチャーワールドみたいな感じです。
ここには単体でもある他のドーム型のワークショップもそうなのですが、氷でできているので、あたりまえですが春になれば溶けてなくなってしまいます‥。
なので、この冬だけしか見ることのできない建物ですね。
雪と氷のドームの中はとても幻想的な世界が広がります。
なんだか、カラフルなオーロラの彼方へ。
野営場→キャンプ地
ならではの、焚火で迎えてくれる数少ない暖かスポット。
ここで、
「肉焼こうぜー」「カレー作ろうぜー」
ではなくて、冬の夜のしんみりした静けさを楽しむための焚火。
だからマシュマロを焼きながら、この地に来たことの意味を想ったりするわけです。
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だめだ‥。
寒!!(笑)
冷たい風が体感温度マイナス40度くらいに感じられながら指の感覚がなくなってきたので、
コーヒー屋さんに滑り込みました。
温かいコーヒーをください‥
コーヒーはオリジナル焙煎で「ひぐま」「ももんが」「流氷」の3種類。
いちばん味の深い「ひぐま」をマスターに淹れていただきました。
野生動物をはじめとした知床の自然をテーマにした写真家でもあり、知床の自然を大切に想うご夫婦がされているコーヒーショップ。
今の時季は冬季休業ですが、イベントなどでは出店されているようです。
手作りの「レモンケーキ」が「幸せな味がする!」とお客さんからも大好評。
淹れたてのコーヒーとよく合います。
温かいコーヒーで生き返りました。ありがとうございます。
この日は冷たい風が吹きすさぶとても寒い日だったので、日中にアクティビティをした観光客は大半の方が
「今夜はフェスはいいや‥疲れたから宿でゆっくり温泉に入って寝よう‥」
となったのではないかと思われます。
わたしも送迎バスが来る寸前まで「宿でゆっくり寝るコース」と葛藤してました‥。
でも、もう二度と行く機会がないかもしれない‥
そう思うと行動できちゃうものですね。
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