2013/9/16-9/21 カリブ海に行こう!-4日目「コスメル島チャンカナブ公園ビーチダイブ」-
2013年9月20日(金)
コスメル島のチャンカナブ自然公園はダイビング、スノーケリング、ドルフィンスイムプログラムやシーライオンのショーなどとっても1日では周り切れないくらいの国立公園です。
旅行に行く前はずうっと、こんなビーチでゆったりとくつろいじゃおう
って夢に描いていた楽園です。
ここに来たら是非ダイビングであれを拝まなければ。
あれですょ。あれ。
旅の行程
- 1日目:出国からメキシコ到着
現地ホテルにチェックイン後、カリブの海賊ツアー - 2日目:世界遺産のチチェンイッツァ遺跡+グランセノーテダイビング
- 3日目:コスメル島2タンクボートダイブ
- 4日目:コスメル島ビーチダイブ
- 5日目:メキシコから帰国
ホテルの隣にあるお土産やさん兼スーパーマーケットのPLAZA LA FIESTA店内にある、「GOMEXICO」のツアーデスクです。ここで直接受付をすれば、PLAZA LA FIESTAから大型バスでコスメル島やXcaret(シカレ)への英語でのトランスポートが可能です。
4日目のこの日は、いよいよ一人でまたコスメル島に行ってみよう♪ということで、日本出発前からWater Sportsさんにコスメル島への英語トランスポートを申し込んでいました。
午前07:40、ツアーデスクに着くともうすでにたくさんの外人観光客が行列を作っていましたが、Water Sportsの日本人ガイドの方がチケットだけおさえておいてくれてました。ありがとうございます。
コスメル島への英語トランスポートなら55N$。その場でお支払いしてバスに乗ってまたプラヤ・デル・カルメンの港へ向かいます。
GOMEXICOのコスメル島トランスポートで案内してくれたのはこの方。
名前がわかりませんが、ゴンザレスさんというふうにしておきましょう。
ゴンザレスのあとにくっついてフェリー乗り場まで向かいます。
コスメル島の英語トランスポートの流れはこうです。
PLAZA LA FIESTAから大型観光バスでフェリー港のプラヤ・デル・カルメンまでの往復、プラヤ・デル・カルメンからコスメル島への往復フェリーが料金内です。
フェリーのチケットはプラヤ・デル・カルメンでゴンザレスが往復チケットを買って渡してくれます。
渡されたフェリーの往復チケットです。
基本的にメキシコでは「$」で表示の金額はペソです。わかりやすく記載すると「N$」と書いてペソを表しますが、ドルの場合は「US$」として使い分けます。お土産やさんなんかは大体1種類しか書いてない「$」表記の場合はペソを表します。
だいたい簡単に計算すると、1US$=10N$です。
フェリーのチケット売り場はわかりづらいものでもなくて、ちゃんとしたとこで売ってるので仮に自分でも買えっていったら買えるけど、トータルすると楽だしおトクかも。
帰りは夕方17:00のフェリーで乗って、プラヤ・デル・カルメンの港を降りたところにある、セニョール・フロッグのカエルがキャラクターのレストランの前に集合していてね?と、ゴンザレス。
ではしゅっぱーつ(。・ω・)ノ
フェリー乗り場にいたら、現地マリンスポーツツアーの呼び込みのおっちゃんからまたお声がけがありました。
「おや!?また今日も行くのかい?」
うん。今日は昨日よりもめっちゃすいてるし天気も昨日より悪くないね!
天気も昨日よりはちょっとよくって、晴れ間もさすくらい。
いゃーこれは雨季じゃないときに一度来てみて空の青さや海の明るさなんかもまた体験してみたいなー。
今回のフェリーはこちら。
今日の予定は午前中にチャンカナブ公園に行って、ビーチダイビングを1本して、午後はのんびりシュノーケリングとビーチでくつろぐつもりです。
次の日が早朝便での日本帰国になるので、ダイビングは午前中までですね。
※ダイビングは圧縮された空気のタンクを使用しながら水圧の高い場所で行動するため、減圧症などの予防から近接して飛行機に乗れる時間帯が制限されています。
再びコスメル島に到着ー♪
うはー♪昨日と比べてめっちゃすいてる♪
港に着いたらちょっと海を見ながらいっぷくしてー、
タクシーに乗ってチャンカナブ公園に向かいました。
今日は人も少ないのでタクシーもすぐ乗れて、しかもでっかいバンにうち一人だけなので、助手席に座って連れてってくれました。
日本のタクシーは自動ドアで後部座席に乗って、1人だと自然に運転手の対角線上に座るじゃないですか。海外のタクシーはもちろんドアは自分で開けるんだけども、ここのタクシーは、カンクンもそうだったけど結構なリゾート地だからなのか、運転手さんが降りてささーっとドアを開けてくれるのです。
だから、開けてくれたドアの座席に座ればいいのだけど、今回は助手席側を開けてくれました。なんかドライブ感覚で楽しいな。
窓を開けながら港の海のにおいを顔に受けながら走ります。きもちいー。
港からチャンカナブ公園へは、タクシーで片道120N$(=US12$)。
15分くらい走って、チャンカナブ公園が見えてきました。
わくわく♪
わー・・
ゲートを入ったと思ったらまた長いアプローチが・・・
うわー(;´▽`)
めっちゃ人いませんね・・・こんだけすいてるととっても快適♪
公園内には4つのダイブショップが並んでるのですが、今回利用しようとしているお店はWater Sportsさんと提携している「CRAVATO」というお店です。
チャンカナブ公園に着いたら、その「CRAVATO」の責任者のGILMAさんって方がゲートまで迎えに来てくれていました。
さっそくダイブショップのある園内のビーチに向かいながら、GILMAから園内の様子を案内してくれました。
こちらはボタニカルガーデンですね。熱帯雨林のジャングルそのものって感じです。
チャンカナブ公園については事前に日本にいるときから調べてて、今回お世話になる「CRAVATO」のダイビングショップはマップの左上にある3番のお店。
チャンカナブ公園
公式サイトはこちら
ここはマップの8番のラグーン。
なんかいるかなぁ・・って覗いてみたけれど、何もいなさそうでした。
まーまー曇り空ですが、シュノーケルもできるビーチエリアです。
お世話になるダイブショップは、昨日の2タンクボートダイブをしたときのガイドのマスターダイバー、EARYのいるお店です。
今日もEARYにお世話になります。
「やぁ。来たねー。ここはね、ビーチダイブだょ?昨日のボートダイブもよかったけど、ここにはたくさんの魚や生物がいるからそりゃあもー楽しいよ?」
公園の入場料とダイビング代をここでお支払い。
入場料はUS13$
ダイビングはウエットスーツのレンタル込みでUS45$。
ビーチに備え付けられたエントリー用の手すりにつかまりながらそのままエントリー。
で、最初にEARYは手をとってくれて左側に広がる岩場にあるケーブの中へ連れてってくれました。
岩場付近は水温が低くて、上層が冷たい水、下層があたたかい水となっているため、その境界線はゆらゆらとした光景になって光の届き具合のせいもありこんな感じに水中が2層になって見えます。
EARYが岩陰に隠れたイセエビをみつけました!
ここね、すっごいいっぱいイセエビいるの!
くーーーーっ。ρ(・ω・、)
これは「Caribbean Spiny Lobster」というカリブ海のロブスターです。
いつも岩場の陰に隠れています。
「French Grunt」です。
お食事中の「Blue Tang」。青があざやかです。
2匹でなかよく泳いでいるのは「Foureye Butterflyfish」。
尾ビレ近くに「目」の形をした黒い丸印を持つことが特徴で、よく2匹で泳いでいます。
ぴぴぴぴぴ・・・って泳ぐのは「スムーストランクフィッシュ」さん。
ハコフグ科のふぐの仲間です。かわいぃ(´▽`)
このお魚は一見「きょーみないね」ってそぶりなんだけどこっそり様子を伺っていつのまにか偶然を装って目の前にいたりするので意外と好奇心が強いのかもしれません。「Margate」っていうお魚。結構大きめで固体は20cm〜50cmくらいです。
2匹で岩場の影にひっそりと寄り添っています。
EARYがイソギンチャクの中をほじくって、何を探してるんだろう?
と思ったら、こんな子が出てきました。
ぅわぁぁぁ。なにこれなにこれ?触れるの?
EARYからそっと手渡された、うにうに動くこの生物。実はヒトデの仲間なんです。「Sponge Brittle Star」って言うそうで、サンゴの上やすき間をニョロニョロ動きます。
広い宇宙には地球外生命体はいるのか!?
って、ここにるのがそうだったのではないかと思います‥。
色とりどり。
体に斑点があるのは大西洋で見られるお魚「スポッテッドゴートフィッシュ」。
あぁっ!!
いましたょ!昨日もボートダイビングで見た「Yellow Stingray」。
円盤状でひらひらと泳いでいます。
茶褐色の個体が多く、カリブ海の海底は白いためすぐに見つけられます。
ゆらゆら〜。
EARYがここで
「残圧は?」
のサイン。2400ほどでした。
「OK!じゃ次行くょ?」
ってついていきます。
広がる海底の草原のようなとこを抜けて・・・
おわーーーー!
突如として目の前に現れたキリスト像!
これこれ!見たかったの!
数年前はハリケーンで右腕が折れてしまって修復したこともあったらしいですが、今はまたカリブ海の底から天上を仰ぐ雄大な姿が見られますよ。
らーらー
右腕につかまったり。
EARYがおもむろにこのキリスト像の付近の海底で「Queen Conch」という巨大な巻貝を拾い上げました。
なんですか!その大きな貝は‥
中に住民がいるようです。
目だけがきょろっと覗かせています。
今度はヤドカリみたいなのを見つけました。
こうやって見ると田舎の田んぼで
「あで?こんなとこさでっかいやどかり落ちてっぺな」
みたいな光景。
とても住み心地のよさそうなおうちでしね。
田んぼでの農作業中にみつけたでっかいやどかりはまた元の場所に返してあげました。
っていうか、ここ、水中ですからね? というのを忘れてしまいそうです。
すごく色鮮やかな体の「Stoplight Parrotfish」。
この子も結構ちらほら見かけます。
うゎーーーーでた!
「White Grunt」の群れです。
多種のGruntの一緒に行動しています。
そーっと近づいてみましょう。
これだけ集まれば大きな魚も逃げてしまいそうですよね。
黄色いGruntも一緒に団体行動。
小さめなお魚も団体行動で見られることがありますが、あそこまで塊になったのがいっせいにこっち向かれるとぎょえーってなりますな。
チャンカナブ公園内はシュノーケリングも自由にできるので、水面のほうを仰ぐといろんな人が楽しんでいるのが伺えます。
あ‥。こっちに気づきましたね?
いぇーい。撮ったょー。
またまた偶然のように通りすがりですが結構ひとなつっこくてこっちをいつも気にしながらくっついてくる子。
魚ってとても無表情できっと何も考えてないと思っていたのですが、人間を見て近寄ってくるのを見ると感情がわいてきてしまいます。
シュノーケリングさんもがんばって潜りに来ました。
と、そこへ・・・
人一倍ぎゅいーんっと潜ってきて目の前に現れた謎の人物!!
この仕草はダイビングで「エアをくれ!」っていうサインなんだけど、どこの誰だかしらない見ず知らずの怪しげな人に、
しかも手の甲のタトゥーが遠めに見て「タケシ」って書かれてるのかと思ってすべてが謎なので見て見ぬふりをしてしまいました。。
が、よく考えたら、ダイブショップのスーツ着てたょね・・・?(;=_=)
右手に水中カメラ持って立ってことは、シュノーケリングのガイドをしながらシュノーケリングのお客さんの写真を下から撮りたかったのかな・・?
悪いことしちゃったな・・・ごめんなさい。。。
だって手のタトゥーが「タケシ」って見えるんだもの・・・
またしばらく進むと、先ほどのキリスト像とは違う、別の像が現れました。
すごーい!神秘的!
カメラをEARYに手渡して撮ってもらいました。
さすがEARY!何度も潜った経験できれいな写真になってる!!
この写真はとってもお気に入りになりました♪
この台座の角のようなとがっているのを握ると、Happyになれるんだょ?ってEARYにおそわったので、なでなで・・・
そして、
日本人ですからね・・
正座して・・・なんまんだぶ・・・
またまたEARYがなにか見つけてきてくれました。
うゎー(・∀・)♪なにこれ?
ちっちゃくてほっそい足の蜘蛛みたい・・・
かにの仲間かなぁ・・?
これは青の鮮やかな「Bluehead」。とっても目立つポップな色なのですぐに見つけられます。
この魚と1個下のお魚はちょっと色が違うけど同じ種類のお魚です。
「Stoplight Parrotfish」の成魚になる前の姿なんですって。
この日のビーチダイブは
潜水時間:54min
Depth:25m
Airは最初3000あって、上がってきたときは1000。
でした。
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