2/10 網走湖はじめての氷上わかさぎ釣り

2/10 網走湖はじめての氷上わかさぎ釣り

2020年2月10日(月)

本日の行程

  • ウトロの宿をチェックアウト(9:00)
  • (バス)ウトロ温泉バスターミナル(10:00)→JR知床斜里駅(10:50)
  • (JR釧網線) JR知床斜里駅(10:50)→JR網走駅(11:53)
  • 網走駅付近の宿で荷物を預けてわし観察ツアー
  • 網走湖でわかさぎ釣り
  • 17:00頃 ホテルに戻ってチェックイン

 

網走湖へ

午後からスタートの「わしわしツアー」から移動して、冬の網走湖にわかさぎを釣りにやって来ました。

このわかさぎ釣りも現地直接ツアーの一環です。

 

網走湖

網走湖は、オホーツク海と網走川でつながっている汽水湖。
網走湖で卵から孵った稚魚は網走川を下り、北の海であるオホーツク海へ旅に出て大人になって帰ってきます。そうすると鮭と同じような生態なのですね‥。

日本に氷上のワカサギ釣りは数多くあれど、海とつながっていない他県の湖のわかさぎは、実は網走の稚魚が送られているそうで、「網走湖産」が、わかさぎの生産でいうとナンバーワンなのだそうです。

毎日、1t ものわかさぎをここ網走湖から漁師さんが漁獲しているそうですが、それでも全国に出荷してもまだまだたくさんいるんだぞ!って、すごい量のわかさぎが網走湖には生息しています。

ちなみに、汽水湖なのでごくまれではありますが、
わかさぎ以外の海の生物として
カレイも釣れたりすることがあるのだとか!

ガイドさん情報では、ヒラメのお刺身は本州ではあたりまえにありますが、北海道は逆で、カレイのお刺身はあたりまえにあって、ヒラメのお刺身はめったにないそうです。

へー。そうだったんだぁ‥。


というガイドさん情報を移動中の車の中で伺いつつ‥

 

網走湖

網走湖に到着しました。
実際にはあのテントの中で釣りをします。
全面凍結ですね!氷の厚さは70cmくらいだそうです。

 

わかさぎ釣り受付

わかさぎ釣り受付。
道具はすべて現地でレンタル可能です。

 

わかさぎ釣り

 

穴を開けます

このように、手動ドリルで穴を開けていきますが、
今回はですね、時間の関係上あらかじめテントの中に穴を開けたものを用意しておりますので、そちらで釣りましょう。
(お料理番組感)

 

テントの中で

テントの中には、5~6人ほど入れます。

 

しかけ

1本の釣り糸から5本くらいの枝毛みたいなしかけが伸びていて、
えさを5つつけているので同時に何匹も釣れるらしいです。
まだ老眼は来ていないので大丈夫です‥。

 

糸を垂らす

糸を垂らしてみました。
氷の厚さが70cmくらいで、湖底までは2mあります。
なので、おもりをつけた仕掛けを湖底まで着底させて釣る、そういう感じでいけば

忙しいくらい釣れるからね!

と、ガイドさん。

なるほど‥。

 

つれた

おおっ!

 

わかさぎ

早速釣れました!

祝・初わかさぎ!!

うれしいー。

 

わかさぎ

実際には、餌を食べようとして針にかかるだけなので、針からわかさぎを外したら、えさはまたそのまま使えるというすぐれもの‥。

わかさぎを外して、再び氷の穴に糸を垂らすと、すぐに引きが来ます。

すごい‥。

 

また釣れた

また釣れた‥。(呆然)

 

糸を垂らすだけで釣れる

糸を垂らすだけで釣れる‥。(唖然)

わかさぎは小さな魚なので、釣り竿から伸びた釣り糸に指先をかけると「あたり」がきているかどうかがすぐにわかります。

 

ちょっと重い

あ!、さっきまでと違って、ちょっと重い‥。
さては2匹かかってたりして!?

 

え?

えーーー!?

何だこれ!?

 

わかさぎじゃないもの

どるぅん‥。

 

わかさぎじゃないもの

だれだーおまえはー

 

まさかのカレイ

これが、ガイドさんが車の中で雑談的にお話ししていただいていた、それがフラグになるとは思わなかった、まさかのカレイでした。
ちっちゃいの。

このちっちゃいカレイは食べてもおいしくないから湖の氷の上に置いておけば
オオワシが食べに来ますよ!

って、ガイドさんが懇切丁寧に教えてくれたのですが、自然の弱肉強食を自らの手で操作するのもなんだか慣れておらず、しばらくはわかさぎさんと一緒に桶に入れて置きながら、リリースしました。

 

釣り始めて30分くらいの釣果

釣り始めて30分くらいの釣果です。
正味1時間くらいの釣り時間だったので、テントの中で他の釣りメンバー合わせて5人で平均12匹くらい釣りました。
それではこちらのわかさぎを別のテントで天ぷらにしていきます!

 

釣りたてのわかさぎを天ぷらに

 

温かい玉ねぎスープが

釣ったばかりのわかさぎの天ぷらを待ってる間に、温かい玉ねぎスープがふるまわれました。

あぁ‥。
あったまるわぁ‥。

 

天ぷらテント

待ちきれずに「天ぷらテント」を視察しに行きました。

しゅーーーーー

っといいながら、湯気とともに香ばしい匂いが立ち込めます。
いいにおいですねぇ‥。

 

わかさぎの天ぷら

来ました。
釣りたての揚げたてわかさぎの天ぷら。
お塩でいただきましょう‥。

あぁ。

テレビや動画で見るのと、実際に初めて自分で体験するのとでは全然違いますね‥。
時期的に産卵の子持ちわかさぎもいたりして、あつあつでほくほくです。

 

カレー塩で

揚がったタイミングで持ってきてくださり、今度はカレー塩でいただきます。

うん。

カレー塩もおいしい!
初めてのことばかりでしたが、こんな自然の恵みをいただいてしまってありがとうございます‥。

*  *  *

 

今回のわかさぎ釣りで、テントをご一緒したのは他に4名。
ご夫婦2名×2

わたし
の合計5名の日本人。

そして全員from東京都(笑)

2組のご夫婦は、一方が50代シニア世代、もう一方が30代くらいかな?
誰でもそうだと思うのですが、旅に出る前にいろいろ相談しあって計画したのかなぁ。

それぞれの人生を生きてきた中で、東京から飛行機で北海道へ来て、網走湖で今日一日だけ同じテント内で同じわかさぎ釣りの経験をしているって思ったら、なんだかおかしくなりました。

でも、同じような境遇で偶然にも隣り合わせた旅をしている人同士というのは、なんとなくですが発言だったり考え方だっり価値観だったりが同じようなことを思ってるものなのだなぁって思うこともあり、そこもなんだかおもしろポイントだったりするのです。