TDS20周年記念インパ2Days~その4~「オチェのおゆうはん」
2021年10月28日(木)
東京ディズニーリゾートよりお知らせいたします。
ToyoDisneySea20周年記念インパ2Daysの記事メニューはこちらよりご参照ください。
- ~その1~「パークにイン」
- ~その2~「マゼランズでおひるごはん」
- ~その3~「ミニグリからアトラク少しめぐって」
- ~その4~「オチェのおゆうはん」←今ここ
- ~その5~「ミラコスタイン」
- ~その6~「ミラコスタあさごはん ベッラヴィスタラウンジ」
- ~その7~「ミラコ泊まりならではの午前のシーの過ごし方」
- ~その8~「カナレットのお昼ごはん」
- ~その9~「ハーバーグリ2回目公演なるか!?」
- ~その10~「アラビアンコーストの夕方」
- ~その11~「レストラン櫻で最後のお食事」
ホテルミラコスタ「オチェーアノ」で
ゆっくり楽しむ
“東京ディズニーシー20周年:タイム・トゥ・シャイン!”グルメディナーコースの会
「オチェーアノ」はミラコスタホテルをハーバーを背にして見た時に左側の2階にバルコニーが出ているあたりです。
右側の「HOTEL MIRACOSTA」のネオンの下のレストランは「ロビーラウンジ ベッラヴィスタ・ラウンジ」で、明日の朝ごはんは宿泊者特典でそこでビュッフェをいただく予定です。
10月28日も29日も閉園時間は夜7時。夜10時閉園の時代だったら、おゆうはんを食べてもまだ活動できる時間があったりおみやげ巡りもゆっくりできたのですが、今はレストランでおゆうはんとなると工程の一番最後になってしまいます。
20周年のコース料理とワイン選び
わたし、勘違いしていました。
ディナーのコース料理は\12,000だと思っていたのですが、写真がなかっただけで\15,000のコースの方も本日テーブル担当の給仕キャストさんが丁寧にご説明していただけて、そちらにしてみました。
問題はワインだよなー‥
いつも迷う。
「シー」というくらいだから、コンセプトに「海」がめいいっぱい散りばめられているので、白ワインが合うものが多いのだけど、メイン料理はお肉だからその時だけ赤ワインっていう都合のいいチョイスってないもんかねー‥
あるんだよ‥。
ワインの内容はその日にシェフがコース料理に合うようなベストなものを選んでレコメンドしてくれるので、メイン料理までは5皿あるということは、「グラスワイン4杯セット」の「ミラコスタカルテット」をお願いしましょうか。
1杯目のグラスが来ました。
とても口当たりがよく、最初に口にするワインとしては飲みやすいです。一気に飲み干さないで、アペタイザーと合わせていきましょう。
最初に、バゲットとパンが整えられました。
お好みでオリーブオイルをおつけください。また、さらに岩塩はお好みでオリーブオイルに入れて召し上がってもおいしいですよ。
それにしても、リゾートでいただくバゲットっておいしいですよね。
インパで1日3回などとレストランを利用する場合はお腹がはちきれそうになるので、あまり炭水化物は取らないようにするのがいいのでしょうけど、このおいしさにはついついパンを完食してしまうのです。そしてこのオリーブオイルが殊のほかフレッシュで美味なのです。
普段のせわしない食生活を反省してさ、こうやってゆったりとした食の取り方を存分に取り入れたい‥
って、思い返されますね。
1皿目 ■ポルチーニ茸のタルト
お皿がテーブルに運ばれてる瞬間から、ふわーーーっとポルチーニの香ばしい香りが漂ってきました。
うわー。いい香り。しかも、「タルト」っていうところがにくい。
お皿自体が温められた状態で出てきているので、ポルチーニとタルト生地のバターの香りを高めるためにしている計算がとても感じられます。
岩塩のかかったセルバチコ(ルッコラのようなハーブです)やキイチゴかな?のちょっと酸味のあるベリージャムソースと一緒にいただくと、秋の始まりだなーと森の雰囲気を感じますね。
2皿目 ■カワハギのマリネと鰹の炙り 季節の野菜 蒸し鮑と帆立貝の軽い燻製
お皿が給仕された瞬間に目に飛び込んできた光景に、心の中で、静かに発狂しています。。
「ぎゃーーー」って。
何をイメージしたディッシュかわかりますか?シーの象徴の、あの「アクアスフィア」なんですって。
まわりの泡のソースは、いかにも海原の水しぶきを連想させる、昆布のフォンだそうです。
よくここまで作り込んだなーって、まったく大絶賛で顔が自然とにこにこしてしまいます。
見た目にかわいいのはもちろんですが、季節の野菜もかわいらしく、それでいて魚介も手をかけてあしらったものをここまで立体構造にできるのがとてつもないシェフの努力を感じずにはいられない‥。
そして、第一の魅力は、濃い味のソースではないので素材の一つひとつの味が昆布のフォンで引き出されて高まった状態をお口の中でもぐもぐしていると、
あぁ‥海がいま口にある‥
とイメージできてしまうのが素晴らしい。白ワイン‥追加注文してしまおうか‥
3皿目 ■オマール海老のソテー アンディーヴのブレゼ アメリケーヌソース レモンとバニラ
セレクトワインも次のものが出て来て、このワインはオマールエビの味わいにピッタリなんですよ!
と、勧めていただけました。
何のイメージか、もうだいたい察しがつきますよね?マーメイドラグーンの世界観です。これも見たからにわくわくする一皿。その世界観で、セバスチャンを食べちゃうのか‥
ひときわ鮮やかな緑色のソースはブロッコリーのソースですって。何種類もあるソースでラグーンの多種多様なお魚がたくさんいるよーというイメージがぴったり。
4皿目 ■真鯛のポワレと貝類のマリニエール グリーンオリーヴとハーブのピュレ サフラン風味のブイヨン
メインのお魚料理はフレンチの王道でもある、真鯛をポアレしたもの。これがシーらしいなーとかミラコスタらしいなーというのが、真鯛の台座にラタトゥイユを敷いているところと、周りを彩る素材の盛り付け方ですね。
「小さめの立体構造を計算した重心バランスで置く」がリゾートの良い特徴だと思います。真鯛の上のハーブはディルが中心で、イタリアンパセリなど。
サフラン風味のブイヨンは、同じ真鯛を煮出した鯛のアラでフォンを取ってるんですって。同じ素材のフォンでソースを取るのはこれも王道の技法ですが、だから全体的に味の調和が高まってるのですね。
いいなー。なんだか、この一皿ができるまでにいろんな人がアイデアを出したり作っているシェフも、楽しみながら一皿一皿作ってるのかなーと思うと、熱意がこちらまで伝わってきます。
5皿目 ■和牛サーロインのポワレ 味噌と山葵のアクセント 玉葱のロースト
お肉のメインですが、最初の一瞬を見ただけで、
「和」
って感じました。リゾートレストランのメインのお肉料理って、
「和牛サーロイン」か「ローストビーフ」
が多いじゃないですか。そんな中でどうやって20周年記念らしさを出していこうか?というのはたぶん散々試行を重ねられたりしたのではないかと思います。
そこで、ここまでの歴史で訪れたゲストの多くが日本人であり、日本でのシーの誕生から20年という記念では
「日本の和の味わい」
を表現してみたのかな?と、推測ですがそう感じました。
紫蘇の実、蓮根、ゆり根を使ったソース
味噌と山わさびのアクセント、間には芽ねぎと、どれも和食で使われる素材を意識して工夫を凝らしていて、最後に「どん!」って和でまとまったギャップに驚きながらも、とてもさっぱりといただけます。
このコースの仕立てを考えた人、すごいな‥。
ドルチェ ■ザクロソルベの入ったシャンパンのパルフェグラス ジンジャーゼリー
きゃー。色調がいいですよねー。飴細工のリングもさながら、ミキがシルエットってところにセンスを感じます。
20周年おめでとう!
20年お疲れ様ー(←自分
裏側にはこんな仕掛けもあるよ。ミキの裏にはぶどうがひっそりと。こんなところの手の込みようが「くすっ」ってしまうばかりかにたにたがとまらない‥
さて、¥15,000のコース料理にはあと
「プティ・フール」
というのがあります。なんだろうね?「プティ・フール」って。最後に、食後のコーヒーとともに、
「トドメ」が来ました‥。
おぉ!!これが「プティ・フール」!またまた心の中で絶叫。
デザートonデザートonデザート
今日、糖分をどれだけ摂取しただろう‥
最後に、テーブル担当でずうっと給仕していただけたキャストさんから「お楽しみいただけましたか?」とごあいさつがありました。
「ええ。もちろんですとも!とっても!
特に、2皿目のアクアスフィアをイメージしたディッシュは感激しました!」
ってお話ししてたら、「ぜひ、シェフにもそう申し伝えておきますね。喜びますよ」って、こういう意思伝達はぜひ伝えていただきたい。だって、すごくいい時間を過ごさせていただきましたもの。
ようやくお酒も解禁になり、このメニューも10月でおしまいです。秋のメニューってあっという間ですよね。来月からはまた新しいメニューが始まりますが、来月(11月)はシーのインパのチケットやら予約やらはできていません。。
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